グリーフとは
大切な人、ものなどを失うことによって生じる、その人なりの自然な反応、状態、プロセスのことです。
怒りも、悲しみも、時に安堵さえも失ったときに感じるのは自然なものです。
葬儀においてのグリーフ
死別の悲しみ寂しさ、
こうしておけば良かったという後悔、
なぜこんな想いをしなければいけないんだという怒り、
何も感じられないという無感動など、
1人1人感じるもの、生じてくるものは違います。
ソルナのグリーフケア
きちんと悲しめる場所、時間をつくります。
参加型納棺おしたくを通じて故人と向き合い、繋がりを感じられます。
司会者が故人の話などを聞き、ナレーションを作成して、参列された方が、思い出を分かち合い共有できるよう手間を惜しみません。
グリーフは、乗り越える立ち直るものではなく、大切に抱えながらも歩むものです。
ソルナは、あなたが必要とするサポートを提供します。
ソルナとリヴオン
代表の國松とグリーフとの出会いは、葬儀司会をはじめた時にさかのぼります。
当時の同僚が遺族会を運営し、私たちにもグリーフを教えてくれました。
それから代表の國松は、様々な団体でグリーフについて学びましたが、納得いくものではありませんでした。
あなたの感じる「ままに」を大切にするリヴオンと出逢い、はじめてグリーフとは何か理解出来たような気がしました。リヴオンの掲げる「グリーフサポートが当たり前にある社会を」という理念に賛同し、お寺葬を行っております。

大切な人をなくした人のための権利条約
第1条 悲しんでもいい 落ち込んでもいい
「がんばらないと」「心配かけてはいけない」と気丈にふるまっているかもしれません。 でも時に自分の心の奥にある声に耳を傾けてみてください。 悲しいときは悲しみ、落ちこむことがあっても自然なことです。
第2条 自分を許してもいい
「わたしが悪かったんだ」 と自分を責めてどうしようもないとき 「どうにもできないことがあったんだ」 ということを認めてもよいのです。 自分を責めるのは、あなたにとって、その人の存在がそれほどまでに大事だった証です。
第3条 考えない、思い出さないときもいい
死を直視しないのもまた自由です。 辛いから考えたくない、思い出したくない。 そんな時は、いま自分が打ち込めることに力を そそげばよいのです。 考えられるとき、思い出したいときに、そうすれば よいのです。 亡くなった人はそんなあなたを責めないでしょうから。
第4条 自分を大切に
「みんな大変だから」 と思い、我慢をすることも尊いことです。 でも自分がつぶれてしまうほどの我慢はどうでしょうか。 大切なのはあなたが、あなたらしく生きてゆけること。 自分を大切にすることに許しを与えてもよいのです。
第5条 助けてもらうこと
「お互いさま」 だれもがいつかは大切な人をなくし、苦しいときがあります。 だからいま、辛いのなら、支えてもらってもよいのです。 そして今度は、誰かにその恩を返したり、送ればよいのです。 「助けて」は悪いことではありません。
第6条 みんなちがって、それぞれにいい
同じことを前にしても、感じ方はちがいます。 人それぞれであるということ。 どちらが重たくて、どちらが軽いということは 本当はありません。 ただ「そう感じている」ということが真実なのです。 感じるままに。ちがいをちがいのままに。
第7条 自分の人生を歩んでいい
自分の人生を生きること。 たのしい時間をもつこと。 時に亡くした人を忘れていること。 それは亡くした人を置いていくことではありません。 喪失した相手の存在とともに あなたの人生を 歩んでいくことはきっとできます。
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